香港学生1万3千人が授業ボイコット 当局に抗議
【新唐人2014年9月23日】香港大学生連合会は真の普通選挙を求めて、1週間の授業ボイコットによる抗議活動を始めました。22日、初日の抗議集会には大学生や専門学校生13000人が参加しました。主催者は、この数字は中共当局および香港政府への警告であり、市民の民主運動を促す力になるだろうと強調しました。
授業ボイコットの初日、25の大学と専門学校から来た学生や卒業生、市民が香港中文大学の集会会場に集まりました。大学生連合会の秘書長が宣言文を読み上げました。
香港大学生連合会秘書長 周永康さん
「授業ボイコットは抑圧への反撃の第一歩で、群衆が一丸となるきっかけになり、香港人が自分の運命を見直す始まりです。授業ボイコットは若い世代の古い世代への呼びかけです。我々は(香港の)運命を認めません。我々は未来を勝ち取り、自分の運命を主宰します」
抗議集会は3時間にかけて行われ、学生らは2017年の行政長官選挙において、民主派の立候補を事実上排除する決定を下した全人代に不満を示しました。
香港大学 杜さん
「今になってはっきり分かったのは、所謂『50年不変』政策は変わって来ているということです」
香港大学院生 Kennyさん
「中共は非合法な殺人政権です。だから中国はもちろん香港をまともに治める気はありません。香港は引き続き香港人が管理すべきです」
集会が終わる前、主催者は、ボイコット集会には史上最多の13000人が参加したと発表しました。
大学生連合会 岑敖暉秘書長
「13000人の参加は中共政権、中央政府、香港政府への警告です。この13000人は民主を促す大きな力になるでしょう」
集会終了後、会場の近くでは「公民授業」が3回行われ、授業をボイコットした学生らに授業が行われました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/21/a1139955.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)